2022年10月11日【適度な競争】は経営の潤滑油
■日曜日のことですが、
我が家の三女の
最後の保育園の運動会でした。
三女が一番下となりますので、
我が家にとっては
最後の運動会が終わった
ということになります。
娘が通っている保育園の運動会では、
基本的に学年ごとに
行事が決まっていて、
お兄さんやお姉さんの運動会の
種目を見る下の年齢の子が、
ある意味『憧れ』の気持ちを持って、
お兄さんやお姉さんになるのを
楽しみにしている
という状況があるんですね。
そして数年後にその当時見ていた
お兄さんやお姉さんと
同じステージに立つ
ということで、
【自分の成長を感じる】
というものなのでしょう。
■これは、
我々経営者としても学ぶことがある
と思っており、
経営者と言えども
【適度に周りとの比較をすること】
が有用なのではないか
と思う次第。
『周りと比べる』と言うと、
何だかピンとこない
部分もあるかもしれませんが、
どうしても自分一人となってしまうと、
つまり、
【比べる対象がない状態】
になってしまうと、
【自らの進んでいる道が
適切なものであるかどうか
ということが見えなくなってしまう】
というもの。
そうではなく、
【適切に比べる対象を設定し、
同じく適切にそこを意識しながら
経営を進めていく】
というのも良いのかもしれません。
■『適切に』の逆は、
『過度に』ということであり、
その比較対象に対する
意識が強くなりすぎると、
【どうしても比べる必要のない
部分まで
躍起になって比べてしまう】
ということもありそうです。
しかしながら、
【適切な比較対象を見つけ、
そこに杭を打ち、
自らの現状を定点観測する】
ということにより、
【その場に応じた
適切な経営の一手を打てる】
というものではないでしょうか。
■どうしても、
経営者は孤独になりがちなものですし、
ともすれば、
【何も変化のないまま
日々を過ごしてしまう】
ということも考えられます。
現状維持でも経営は回っていくことも
あるかもしれませんが、
経済状況が変化している中において、
【現状維持はむしろマイナスになる】
と思っておいた方が良いかもしれません。
逆に、
周りに適切にアンテナを張ることにより、
自分の置かれている環境に
意識を向けることができるため、
【上手に周りを観察しながら、
自分らしい経営の一手を打てる】
というものでしょう。
■今日は、
保育園の運動会で
毎年定期的に開催される学年の行事から、
【経営においての比較対象に
目を向けること】
の有用性について
書かせていただきました。
何はともあれ、
【経営は常に変化していくべき】
であるように思います。
適度な定点観測をしながら、
適切に比較対象を見つけ、
【その状況に応じた経営の一手】
を打っていくようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者ともなると
どうしても孤独になりがちなもの。
・孤独になるのと同時に、
【良い意味での競争相手を見失っている】
状況もあるのではないだろうか。
・周りを見ていない状況では、
自分の行動しか目に入らないため、
【毎日が現状維持の経営になっていく】
というもの。
・経済状況が変化している昨今において、
【現状維持の経営は
かえってマイナスになるもの】
と思っておいた方が良いかもしれない。
・適切に競争相手を見つけ、
その比較対象に杭を打ち、
有用な経営の一手を探ってみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。