2023年2月22日【必見!(参考リンク付)】所得税納付の「6つの方法」
ここ最近の冒頭はインフルの話題
ばかりになっていますが(笑)、
昨夜は三女が40度の発熱、
そして、長女と次女に続き、
私自身も一度よくなったものの
また夜に38度程の発熱が。
三女に比べるとまだかわいいお熱ですが、
まだまだ油断ならない状況ですね。
今朝はそんなインフルを蹴散らすが如く、
通常通りの朝を装い、
バナナと共にコーヒーを。
…喉の猛烈な痛みに悶絶しながら、
記事を書いております(滝汗)。
今日はZOOMでの面談が4本。
喉がもつかが心配ですが、
なんとか頑張ってまいります!
さて、本題です。
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■個人の確定申告が
2月16日からスタートしており、
私のお客様に関しても、
順に申告が進んでいる
という状況です。
(ただ、インフルで減速中…(汗))
そんな中、申告をすれば当然
【所得税の納税】
もあるわけで、
今日はその所得税の納税についての
お話をしていきたいと思います。
■具体的に
所得税の納税方法を見ると、
『現金』による納付と、
『ネットバンキング』での納付、
『ダイレクトバンキング』での納付、
『クレジットカード』での納付、
そして『振替納税』による納付
というものが、
従来からの方法としてありました。
今回は、昨年12月からスタート
した制度なのですが、
【スマホアプリによる納付】
というものが開始されていますので、
そのことについてお話を
していきたいと思います。
■基本的に、
国税…つまり
【税務署に納付する税目】
であれば
【何でもこのスマホアプリでの
納付が使える】
ようです。
スマホアプリ納付というのは、
いわゆる『○○ペイ』払いなんですね。
有名なところでいくと
『PayPay』でしょうか。
その他にも
・d払い
・au PAY
・LINE Pay
・メルペイ
・Amazon Pay
といった決済手段が、
現在は使えるとのことです。
そしてこのスマホアプリによる納付は、
【30万円までの納税額】
であれば使うことができる
とのことですので、
場合によっては
有用に活用していきたい
というところですね。
■上述した
キャッシュレスでの納付に関しては、
従来より
『クレジット払いによる納付』
もあるわけですが、
クレジット払いになると、
【0.8%前後の手数料】
がかかりますので、実質的に
【クレジットカードによる
ポイントが1%を超えるような還元率】
でないと、
【結果として損をしてしまう】
ということがありました。
しかしながら今回の
【スマホアプリ納付の手数料はなし】
ですので、そういった面で
【結構使い勝手の良い
制度がスタートしたな】
という感覚です。
ちなみに、源泉所得税のクレジット納付を
する際は、こちらにも要注意です。
<2021.12.8源泉所得税をクレジット納付
する際の注意点>
https://muratax.com/2021/12/08/4674/
■ここで、
国税(税務署へ納付する税金)
について納税方法をまとめてみましょう。
詳細は、こちらのサイトを
参照していただきたいのですが、
<政府広報オンラインより>
国税の6つの納付方法
国税の納付方法には次の『6種類』があります。
① 振替納税
これは
事前に税務署へ手続きをしておくことで、
申告と同時にそのデータが金融機関に飛び、
【自動的に納期期限に口座振替がされる】
という制度ですね。
② ダイレクト納付
これは事前にネットバンクと税務署との
紐づけをする手続きを取ることで、
【指定された金融機関から即時に納付できる】
という方法です。(表現が難しいですが…)
③ インターネットバンキングによる納付
これについては、
電子申告により納付書のデータを送信
した後、そのデータを金融機関の
インターネットバンキングと紐付けて、
『一時的に』インターネットバンキング
により納税ができるという方法です。
ダイレクト納付のような事前手続きは
不要となります。
…ちなみに、上述した3つについては
【いずれも手数料は無料】
となります。
④ クレジットカードによる納付
これは上述した通りですが、
【決済手数料として0.8%前後の手数料】
がかかりますので、
【クレカのポイント還元率を考えると
損をすることが多い】
というのが現状です。
しかしながら、戦略的に、
【納税に関して高還元のクレジットカード】
を利用していれば、
そのカードで決済することにより
【結果として得をする】
ということも考えられます。
納税の場合は通常のショッピングと比べ、
ポイント還元率が落ちることが多いので、
十分に注意するようにしましょう。
⑤ 現金による納付
これは従来からのオーソドックスな
納付方法で、納付書を書いて、
【その納付書を税務署の窓口か
金融機関に持ち込んで納付をする】
という方法ですね。
⑥ スマホアプリによる納付
これについても
【電子申告により申告をすることが必要】
なのですが、やはり
【手数料が無料】
ということ、そして
【金融機関に出向かなくて良い】
ということが大きなメリット
であると言えるでしょう。
■スマホアプリによる納付は
私自身最近初めてお客様に
ご案内させていただいた
ところなのですが、
税理士側からしても案内の仕方が
結構簡単で、
「スムーズに納付がしやすいな」
という感覚です。
手数料が無料で、かつ、
Pay払いによるポイントが溜まる
という面でもオトク感がありますね。
ただ、ポイントについては
その支払い手段により取り扱いが
異なるかと思いますので、
そのあたりの確認はされた方が良いかと
思います。
とは言え、手数料が無料ですので、
損をすることはないと言えるでしょう。
■上述してきたように、
国税の納付方法については
様々なものがありますので、
【自分の立場に合った納付方法を考え、
上手に納付をしていきたい】
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・国税(税務署に納付する税金)に関しては、
【現時点で6種類の納付方法がある】
ということを心得ておくべし。
・クレジットカード納付に関しては
手数料が取られてしまうものの、
【その他の方法であれば
手数料はかからない】
ことになる。
・最近出てきたスマホアプリ納付は、
いわゆる『Pay払い』と言われるもので、
【手数料も無料】
であることから、
【時短の面とスムーズな納付】
という面で、有用な方法であると言える。
・何はともあれ、
自分の置かれた立場に合った
【有用な納付方法を考察し、
ベストな方法により納付】
をしたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。