2022年7月4日【本】から得られ、奪われるもの
■以前の記事の中で、
【最近本を読み漁っている】
というようなことを
書かせていただきました。
<2022.6.22微粒子企業に求められるのは
【日々の微差の積み重ね】なり>
https://muratax.com/2022/06/22/5336/
本はその筆者の方の
これまでの人生経験や
先人の知恵が凝縮されているため、
本当に良い学びのツールですよね。
その大きな知恵の詰まった内容が
数千円ほどで買えるものですから、
本当に知識のインプットとしては
有用な手段であるように感じます。
■しかしながら、
簡単に買えるものであるため、
【読まずに積読(つんどく)状態
になっていること】
はないでしょうか。
かく言う私がそのような状況に
はまってしまっていて(滝汗)、
ここ最近は特に『読書をしたい』
という欲求が相当高まっているため、
【本を買っては積んでそのままにしている…】
という状況です。
もちろんその都度
読み進めてはいるのですが、
【興味のあるものが多すぎて
取り返しのつかない】
という状況。
…つまり、アホですね…(汗)
■そして、
ここからが厄介なのですが、
読まなくなった本は
本棚に収納されはするものの、
大抵の場合
【これを読み返すことが
なくなってしまう】
というもの。
往々にして、その時の興味で
買っていますので、
時間の経過とともに、その興味の対象が
その本から他のものに移っていき、
【最終的には読まないまま
本棚に収納されている】
という自己分析(?)をしているところ。
もしかするとあなたにも
心当たりがあるのではないでしょうか。
【本に関してはこのような状況になる】
ということが往々にして
考えられるんですね。
■結論として、
そういった読まなくなった本は、
【早々に売ってしまう】
ということが重要であるように思います。
【捨ててしまえば良い】
というのは考えの一つとして
あるのでしょうが、
その読まなくなった本たちは
もしかすると他の読み手の方にとっては
必要なものかもしれないため、
安易に捨ててゴミになるよりも、
【手っ取り早く古本屋さんに行って
売ってしまうのか、それとも
それなりの値段が付きそうであれば
メルカリなどで売るのか…】
そのような行動をとった方が
良いのではないか
というところ。
■本棚に
『そういった本たちが
収納され続けている』
ということは、
もう一つ難点があるんですね。
それは、
【視界に入ってくるため
認知が奪われてしまう】
ということ。
仮に以前買った『5,000円の本』
があったとしましょう。
もしあなたの時給が
どこかしらでアルバイトをしていて
『1,000円』だとしたら、
週に30分間、その本の様子が
気になって目が行ってしまったり、
何となく取ってしまったり…
ということで
【30分認知を奪われた】
結果となるわけです。
そうなるとその30分で
時給1,000円の半分なので
『500円』が消化され、
これが4週間…つまり1ヵ月経つと
『2時間』となり
【その消化は2,000円】。
そしてこの計算で行くと、
【2ヶ月半で時給が本の値段に相当する
5,000円に到達してしまう】
ということになります。
■もしあなたが経営者で、
自分の時給が1万円だとしたら、
30分その本に認知が奪われるだけで
5千円になってしまうので、
【あっという間に本代をペイしてしまう】
ということになりますよね。
大切なのは、その本を保有し続けるか
捨てるか売るかといった『感情面』
のみならず、
【こういった『勘定面』おいて、
しっかりと電卓を弾いてみる】
ということなんですね。
そのように考えると、
【とっととそういった本は
手放してしまった方が良い】
という結論になるのが
少なくないのではないか
と思う次第です。
■特に、
インターネットを通じて
本が購入しやすくなっている昨今、
【こういった認知を奪われて、
結果として大きな損失を
積み重ねてしまっていた】
などということがないよう、
時間とセットで、このような
【目に見える形での金銭的な損失】
を意識してみると
良いかもしれませんね。
大きな大きな自戒を込めて(滝汗)。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・『本』は、
【捨てようと思っても
案外捨て切れないもの】
ではないだろうか。
・しかしながら、その本棚に
しまわれたままの本は、
【かなりの長期間において
読んでいないもの】
であるようには感じないだろうか。
・結局のところ、その本への興味は
その時のタイミングによるものなので、
【現状では陳腐化しているもの】
と考えられる。
・何より重要なのは、
【その本に認知を奪われることによる、
時間と実質的なお金の損失】
であると言える。
・冷静にこれから想定され得る
【金銭面の損失】を見積もって、
有意義な決断をしていくこと
をオススメする。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。