2022年9月2日【不得意なことは捨て去る】という経営の選択
本日はTEAM MURATAX!
今回は超少人数ではありますが(笑)、
楽しみたいと思います(^^)
さて、本題です。
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■「相当ズバ抜けてますね。」
いろいろな経営者の方とお話をしていると、
【そのストーリーに驚く】
ということが少なからずあります。
往々にして、
順調に進まれている経営者の方ほど、
その才能が爆発しており、
逆に不得意な部分は
これもまたズバっと抜け落ちている…
ということが往々にして見受けられます。
■どうしても、
『他人との比較』
になってしまうと、
あらゆる面でその比較をし、
自らに優劣を付けてしまいがち
ではあるのですが、
経営においてはそのようなことをする
必要がないのではないでしょうか。
つまり、自らの『得意な部分』
に関しては、
【とことんそれを追求して
それをそのまま経営に活かせば良い】
わけですし、
逆に『不得意な部分』については、
【徹底的にスタッフや
外注の人に任せていく】
ということを考えるのが
得策かもしれません。
■私に関して言えば、
『税務』は当然専門分野ですので
これを突き詰めるわけですが、
その他の書類の整理や
スケジュールの把握などに関しては、
極力スタッフに任せるようにしています。
(このあたりの私の能力はゴミのような
ものです(滝汗)。)
ちょっと気が付いた際には、
チャットを通じてスタッフに
パパッと連絡をするようなイメージ。
スタッフは優秀ですので、
その内容について、適切なタイミングで
リマインドをくれ、
【そのことにより私の業務が回っている】
と言っても過言ではありません。
これをすべての業務を
自分一人でやろうとすると、
【必ずどこかでボロが出てしまう】
というもの。
人ひとりの能力には限界があり、
またその長けている能力も
人によって違うため、
【そこをまず把握する必要がある】
と言えるでしょう。
経営者においても、
これは当然例外ではないため、
【適切に自己の優位性を把握し、
その分野を的確に伸ばしていき、
圧倒的に抜きん出る】
というのが得策なように感じる次第。
■『経営者』のことについて
お話をしてきたわけですが、
これは『スタッフ』についても
言えることだと思うんですね。
当然スタッフについても、
『得意・不得意』があるというもので、
不得意な部分を
得意にしようとするよりも、
【むしろ得意な部分をもっと伸ばし、
それを仕事に活かしていく】
ということが良いのではないだろうか
と思うんですね。
結局は同じ人間ですので、
【得意な部分と不得意な部分がある】
というもの。
不得意なことを得意になろうとすると
それなりの時間と労力が
必要となるわけですし、
何より、
【本人がやる気を持って
それに取り組まないことには、
相当なストレスになってしまう】
ということも考えられます。
『適材適所』と言われるように、
【その人の持つ能力や得意分野に応じて、
その仕事を配置していく】
という考えが重要ではないか
と思う次第です。
■経営者のお話に戻るのですが、
どうしても経営者は
孤独となりがちなため、
【自分一人で何もかも解決してしまおう】
とするものです。
そうではなく、上述したように
【的確に自らの長けている点を俯瞰し、
逆にそれ以外の不得意と思われる分野は、
周りの人たちの協力を得ながら、
会社全体を回しながら前に進んでいく】
ということが有用ではないか
と思っているところ。
■どうしても、
『近くて見えぬは睫毛』
とも言われるように、
自分自身のことになると
見えにくくなってしまうものです。
そんな時こそ、あえて
自らを俯瞰する時間を天引きし、
徹底的に経営と自分自身の人生を見下ろし、
【改善できる点はないか】
ということを考え続けたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人にはどうしても
【得意なもの】と【不得意なもの】
が存在するように思える。
・不得意なことを得意にすることは、
相当な時間と労力、そしてストレス
をかけてしまうものであるが、
逆に得意なものをもっと極めていくべく
取り組んでみてはどうだろうか。
・『適材適所』とも言われるように、
【人はその得意な分野を徹底的に追求し、
他に類を見ないところまで
各自の得意分野を高めていくこと】
により、経営全体がグイグイと前に上に
進んでいくというもの
のように思うところ。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。