2023年1月10日経営における【人との関わり方】
3連休も終わり、また今日から本格始動!
という方も多いのではないでしょうか?
新年が明けて10日。
まだまだスタートダッシュの
時期ですので、
今一度今後の方向性を定めて、
突き進んでいきましょう!
さて、本題です。
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■新年ということで、
新たな人の出会いもあろうかと思います。
そんな中、
「十人十色」とも言われるように、
人はその過去の経験も価値観も性格も
それぞれであるため、どうしても
【自分がイメージしているものと
その方の価値観などが違っている】
ということは通常でしょう。
■ビジネスの中で
そのような人付き合いをする際には、
上述した『十人十色さ』に
気が付くというもの。
ビジネスにおいては、
社内での雇用関係のほか、
得意先や取引先との関係などにおいて、
【まさに十人十色な付き合いが生まれる】
というものです。
■上述したように、
【価値観などに関しては人それぞれ】
ですので、
まずそれを念頭において付き合いを
していく必要があるというもの。
特に雇用関係においては、
【そのことを前提に据えておかないと、
短期間で成果を求めてしまいがち】
です。
当然、はじめての職場環境ですので、
【慣れるまで一定期間を要する】
というのが通常ですよね。
■経営者ともなると、どうしても
【自分の経営像のイメージが強い】
ので、社長である自分の思っている通りに
ことが進まないと、場合によっては
【早合点をして、雇用を継続するか
どうかの結論を急いでしまう】
ことも考えられます。
■何度も申し上げますが、
『十人十色』と言われるのは、
人の数だけその価値観や考え方がある
ということですので、
これを双方が歩み寄ろうとするには、
それなりの時間が必要というもの。
まずこれを前提に置いておくべき
というわけですね。
■そしてこれは
(あくまでも私の感覚ですが、)
【少なくとも3ヶ月は必要かな】
というところ。
俗にいう『試用期間が3ヶ月』
ということが多いのは、
こういった点に起因している
のかもしれませんね。
ただその3ヶ月であっても、
【濃密な3ヶ月なのか、
淡白な3ヶ月なのかによって、
見えてくる結果も違う】
というものでしょう。
■『淡白』に関しては、
雇用関係は成り立っているものの、
【経営者やスタッフとその新規で
入ってきた人との関係がイマイチ
構築できていない】
というまま、進んでいる状況。
一方、『濃密』というのは、
【スタートから社長やスタッフが
その新しいスタッフと積極的に
コミュニケーションをとり、
前に前に良い方向にグイグイと
引っ張っていこうとする】
ような関わりである
と、私は考えています。
その3ヶ月に関しても、
どう過ごすかによって、
【上述した双方の価値観に
近づいていくペースが変わってくる】
というものでしょう。
■どうしても、特に雇用関係となると、
人件費が先行してしまうため、
資金繰りの観点や経営の考えからは
難色を示してしまいがちなものですが、
大前提として
【人は十人十色で、
簡単に変わるものではない】
ということを念頭において経営を
俯瞰することにより、
人は変わらない(変わりにくい)
という前提を脳裏に置いているため、
案外余裕を持ってその人を
見ることができる
というものでしょう。
【短期に成果を求めて、良いことなどない】
と言えるものです。
■投資の世界においても、
ドカン!と一発で投資をするより、
少しずつ分割して投資をしていく方が、
(ドルコスト平均法などの考えでいっても、)
【結果としてゆっくり大成する】
というもの。
広告などに関しても、
ドカン!と広告費を投入して
【売上が一時的に伸びたとしても、
その反動は同じく大きく来てしまう】
というのが
少なからぬ場合、考えられます。
■特に人間関係に関しては、
それが顕著に表れるような
気がしますので、
適切にそういった思考を据えて、
【経営者として人との関わりを
大切にしたい】
ものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『十人十色』とも言われるように、
【人の数だけその性格や価値観などは
存在する】
というもの。
・そのように考えると、
ビジネスの現場においても、
【人との関係性の構築には
一定の期間が必要】
という前提を置いておくべきだろう。
・そのような前提を置いておくとしたら、
経営者として相手が思うように
動いてくれなかったとしても、
『それが普通である』と考えているため、
人に対して大らかに接することができる
というもの。
・経営にとって、
人は『人財』と言える。
そのような観点からも、
適切にそれなりの期間を見据え、
人との関わり方を強くしていきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。